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06-2
粉飾&なんちゃってビジネス
ここ数年、気になっているコトのひとつが、本のタイトルのネーミングで ある。モノを売るときのネーミングがいかに重要か、というのは今に始まったことではないが、こと本に関してはどうか。広告を見て「おもしろそう」と感じて買ってみると、つまらないだけならまだしも、想像していたのと全く異なる内容の本だったというケースが多すぎる。しかし出版社としては、そこまでして売れなけりゃ、それこそ死活問題。
世の中を見渡してみると、物事をそれっぽく、立派らしく見せる努力というのが最近すごく目立つようだ。タカラのなんちゃってシリーズなんていうのはそれを逆手にとって成功した希少な例。市町村合併で大仰な名前をつけてみたり。コマーシャルで、ミスター長嶋をいかに立派な文化人らしく表現するかというのも重要なテーマなのだろう。やりがいがありそうで仕事でもある。
つまり、長引く不景気で、おいしいニッチ市場も今までのようにニョキニョキとは出てこないけど、今あるものでも、いかに“それっぽく”見せるかという技術が半歩先んじるテクニックなのではないかと・・・。(石)
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